スキル

今作のスキルは「職業スキル」と「種族スキル」の大きく二つに分かれる。
ここではスキルに関する基本情報と特徴について解説する。


基本情報

SPとスキルLv

  • スキルの取得には「SP(スキルポイント)」を必要とする。SPはキャラ作成時に3ポイント、レベルアップする毎に1ポイント獲得できる。
  • スキルLvは職業スキルの場合は5か10、種族スキルは1が最大である。
  • スキルの説明画面の下の数字をタッチすると、スキルレベルがアップした時の効果や消費TPを見ることができる。
    ただし、例えば「5」を押すと画面には「スキルLv4」の内容が表示されるので混乱しないよう注意。

属性

  • 世界樹シリーズでは、物理属性(斬・突・壊)、魔法属性(炎・氷・雷)、無属性の7種類の属性がある。
    敵によって効く属性効かない属性が違うので、なるべく多くの属性をカバーしたい。
  • 一部のスキルは複合属性(斬+炎など)を持つことがある。
    この場合、ダメージ計算はより耐性の低い一方で行われるため、多くの敵に対応できる。
  • 当然、敵スキルにも属性がある。よく観察して適切な防御スキルを使いたい。
  • 「物理属性○○を~」という補助スキルの効果は斬・突・壊属性を含む攻撃にのみ、「魔法属性○○を~」という補助スキルの効果は炎・氷・雷属性を含む攻撃にのみ適用される。

攻撃範囲・射程

  • 敵味方共に前後列の隊列が組める影響で、攻撃スキルには近接・遠隔の概念があり、攻撃範囲の種類が多様化している。

単体 敵1体を対象にした攻撃
拡散 対象とする敵の両隣の敵にも攻撃が当たる
両隣に与えるダメージは中央より小さい(例外有り)
貫通 前後列に並んだ2体を対象にした攻撃
後列のみを選択することもできる
前列、または後列をまとめて攻撃する
全体 敵全体を対象にダメージを与える
近接 使用者が前列の場合、敵後列へのダメージが減少する
使用者が後列の場合、敵後列を狙えず、
敵前列へのダメージは減少する
遠隔 使用者がどちらの列にいても、
全ての敵に減衰無しのダメージを与えられる

  • 例えば「近接全体」技を前列で使用すると、敵の前列と後列で受けるダメージが変わってしまい、後列で使用すれば敵後列には一切ダメージが入らない、というわけである。
  • また、列、全体攻撃には攻撃回数や対象がランダムで決まるものもある。
    スキルによって1体あたりのヒット回数が制限されているものもあるので、よく確認しておこう。

依存部位・パラメータ

  • スキルの説明画面には使用部位と影響するパラメータが表示されている。
  • 依存部位は頭・腕・脚の3種類。その部位を封じられると使用ができなくなる。
    中には依存部位のないスキル(後述のユニオンスキルなど)も存在する。
  • 依存パラメータはスキルの種類によってほとんど決められており、
    ほとんどの武器スキル…STR依存
    ウォーロック等の攻撃魔法…INT依存
    HP回復…WIS依存
    封じ・状態異常…LUC依存
    となっている。
  • 攻撃と共に封じや状態異常を付与するスキルはSTRまたはINTとLUCの両方が表示される。
  • STR依存・INT依存スキルは、実際にはそれぞれATK・MATに依存する。また、STR依存攻撃はDEF、INT依存攻撃はMDFによって軽減される。


職業スキル

  • TPを消費して発動するアクティブスキルや、マスタリー・ブースト等のパッシブスキルを取得できる。
  • 冒険を進めて「二つ名」を得ると新たなスキルが追加される。
  • スキル群はツリー形式に表示されており、派生スキルの関連性がわかりやすくなっている。
  • スキルLvが5または10に達すると効果と消費TPが大きく上がるため、育成方針を立てる際は「派生スキルの前提分」「Lv5」「Lv10」あたりを目標に設定するといいだろう。
    • 消費TPを抑えるため、「Lv4止め」「Lv9止め」の選択肢もあり。

種族スキル

  • 今作で追加された新たなスキル群。探索・採集に役立つスキルや基礎能力を向上するスキル、「ユニオンスキル」等が該当する。
  • キャラのレベルが5、10、15、20と上がるにつれて徐々に解放されていく。
  • 最終的なスキルの総数は24個とかなり多いが、4個は初期から取得済み、他もスキル最大Lvは1のためSPの負担は少ない。
  • ステータスが上昇するスキルの場合、キャラのLvによってその上昇値は変化する。
  • 同じスキルでも種族によって取得可能なタイミングが異なるものがある。

ユニオンスキル

  • 今作のスペシャル技枠。
    ⅢやⅣと同じく複数人で発動するが、種族によって使える技が決まっている点が大きく異なる。
  • スキルの発動はターンの一番最初。稀少個体の行動を含め、全てのコマンドに先行して発動する。
    • 『祝福の光』は発動自体はターン開始時だが、効果が出るのはターンの最後である。
  • 発動するには使用者のユニオンゲージが100%溜まっていなければならない。
    • 複数人で発動する場合、協力者はゲージが溜まっていなくても良いが、発動後には使用者・協力者共にゲージが0%になる。
    • 樹海突入時は全員ゲージが100%の状態なので、1戦目からユニオンスキルを使用可能。
  • 同一ターンにユニオンスキルを複数使用した場合、後に選択したものが先に発動する。
    複数人で発動する場合、発動したキャラの位置で判断される。
    • 前列123、後列45の全員が『アナライズ』を使用した場合、5→4→3→2→1の順で発動。
    • 前列1後列5で『ダブルアタック』、前列23後列4で『気魄の楔』を使用した場合、『気魄の楔』『ダブルアタック』の順で発動。

+ ユニオンスキル一覧
  スキル名       効果     Cost アースラン ルナリア セリアン ブラニー   備考  
アナライズ 敵単体の情報を一時的に
モンスター図鑑に登録する
1 Lv1 Lv1 Lv1 Lv1
ダブルアタック 敵単体にスキル参加者が
所持武器で合計2回攻撃する
2 Lv1 Lv1 Lv1 Lv1 遠すぎる敵は対象にできず、武器が届かない
参加者は発動時に攻撃しない
全力逃走 戦闘から高確率で逃走し来た道を戻る 3 Lv1 Lv1 Lv1 Lv1 そのフロアの侵入口まで移動する
マジックヒール 味方全体のTPが少し回復する 4 Lv1 Lv1 Lv1 Lv1
祝福の光 このターン終了時
味方全体のHPを少し回復する
1 Lv1 同ターンに複数回スキルを使用しても
一度しか発動しない
簡易蘇生 味方一人の戦闘不能を回復する 2 Lv5
トライシールド このターン、敵の攻撃を3回まで無効化する 3 Lv10 ダメージの無いスキルは防げない
同ターンに複数回スキルを使用しても
攻撃を無効化できるのは3回まで
黒霧 このターン、敵の封じ・状態異常耐性を下げる 4 Lv15
不屈の闘志 このターン、封じ・状態異常を無効化し
致死ダメージ時一定の確率で耐える
5 Lv20 発動のたびに耐えにくくなる
エンチャント このターン、味方全体の
武器属性に炎・氷・雷属性を追加する
1 Lv1 同ターンに複数回スキルを使用しても
1回分の効果しか得られない
パラダイムシフト 味方一人の状態異常・封じを
敵全体へ移す
2 Lv5
カースマジック このターン、炎・氷・雷属性のダメージ時
一定の確率でいずれかの状態異常にする
3 Lv10 同ターンに複数回スキルを使用しても
状態異常付着率は変化しない
トリプルマジック 敵全体に遠隔炎と氷と雷属性攻撃 4 Lv15
チェーンブラスト 敵全体に遠隔無属性攻撃+全封じ 5 Lv20
大振り 敵全体に使用者が所有武器で攻撃する 1 Lv1
気魄の楔 このターン、斬・突・壊属性のダメージ時
一定の確率でいずれかを封じる
3 Lv5 同ターンに複数回スキルを使用しても
封じ付着率は変化しない
アタックヒール このターン、ダメージを与えると
味方全体のHPを回復する
3 Lv10 同ターンに複数回スキルを使用しても
回復量は変化しない
トリプルアタック 敵単体に遠隔斬と壊と突属性攻撃 4 Lv15
一斉攻撃 敵単体に参加者が所有武器で
合計5回攻撃+スタン
5 Lv20 遠すぎる敵は対象にできず、武器が届かない
参加者は発動時に攻撃しない
守備の号令 このターン、味方全体への
全ての攻撃を軽減する
2 Lv1 同ターンに複数回スキルを使用しても
軽減率は変化しない
電光石火 このターン、味方全体の
行動速度を上昇させる
3 Lv5 同ターンに複数回スキルを使用しても
1回分の効果しか得られない
禁忌の法 敵味方全体の全ての
強化弱体を1ターン伸ばす
3 Lv10 同ターンに複数回スキルを使用しても
1回分の効果しか得られない
ヒギエイアの杯 味方全体のHPと戦闘不能・
封じ・状態異常を回復する
4 Lv15
イージスの盾 このターン、味方全体への
全ての攻撃を無効化する
5 Lv20 ダメージの無いスキルは防げない

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最終更新:2016年08月30日 01:43