第三階層メインシナリオ

※特に断りのない限り全てナレーションです。



座標の見方

1
A a1 a2 a3 a4 a5
b1 b2 b3 b4 b5
c1 c2 c3 c4 c5
d1 d2 d3 d4 d5
e1 e2 e3 e4 e5


第三階層 晦冥ノ墓所


古き伝承を知る 語り部の老婆が告げる

遥か昔 ここでは恐ろしい戦争があったのだ
以来そこは 昼でも暗い死者たちの森へと
姿を変えてしまった と

古き伝承を知る 語り部の老婆は告げる

もしあの森に行くのなら
空を見上げて太陽の日差しを探すのだ

でないと君たちの背後には
気付けば死霊が忍びよっているだろうと


11F

E-5(d,1)

ミッションの報告をしていない場合
【衛兵】
「君たちは達人試験を受けていた
(ギルド名)だったね」

「ここまで来たところ悪いのだが
評議会の意向で、現在は達人以外を
この先へ進ませるわけには行かぬのだ」

「すまないが、試験を終えたのであれば
先に報告してきてくれないか?」

どうやら、ミッションの報告を終えるまで
先へは通してもらえないようだ。

君たちは、踵を返し
ミッションの報告をしに
街へと戻ることにする。


E-5(a,3)


階段を抜けた君たちの眼前には、薄暗く
不気味な雰囲気の漂う樹海が広がっていた。

辺りを見回せば、魔物の骨のようなものや
古い時代の遺跡らしき建造物、それに
いつの物かも解らない墓石が目に映る。

そんな薄暗く寂しい樹海を進みだした
君たちの耳に、以前にも聞いた
明るい女性の声が響いてくる。

【リリ】
「へへへ~、久しぶりだね
(ギルド名)さん。この樹海を
あたしたちは晦冥の墓所と呼んでるの」

「危険な毒の地表が広がり、怪しい
アンデッドが徘徊するとても危険な森だよ」

そう告げるのは、君たちが見知った顔の
ルナリアの少女である。

危険な樹海の中だというのに、どこか
楽しそうな雰囲気で言葉を続けてくる。

「みんなも二つ名を得て、この地を
探索するだけの力を得たと思うんだけど…」

それでも気をつけてね、ここはとっても
危険な場所なんだから、と少女は
真摯な口調で告げてくる。

そう話すリリに、隣の少女が小さく
声をかける。すると、リリは頷いて
君たちに微笑みかける。

「もっと話したいこともあるけど…。
それはもう少し後にするね。
その時まで頑張って!」

そういって後ろに下がるリリに代わって
死神を名乗る少女が君たちを見つめる。

【ソロル】
「ここから西に入った小道の突き当り…。
オレとリリが探索の拠点にしている場所だ」

「この階層にはあまりに危険が多いから
あちこちに拠点を用意して
探索しているのさ」

「お前らなら…、ま、使わせてやるよ。
疲れたときは立ち寄ってみるといい」

そういうと、ネクロマンサーとリーパーの
コンビは薄暗い樹海へ姿を消していく。

君たちも、彼女たち同様に
樹海の探索へと進んでもいい。


12F

D-1(?,?) (毒沼初回)


(分岐: 昼間)

階段を上がり、新たな階に来た君たちの
眼前には、まるで血だまりのように
赤い沼地が広がっている。

その赤い沼地からは明らかな異臭が
漂ってきており、思わず鼻をつまんで
しまいたくなる程だ。

君たちは赤い沼地に足を踏み入れないように
歩いてもいいし、構うことなく沼地の中を
突き進んでいってもいい。

(分岐: 夜)

階段を上がり、新たな階に来た君たちの
眼前には、広大に広がった空間が
存在している。

よく見るとその地面には、どこか
湿った様子があり、微かな異臭が
君たちの鼻を刺激する。

それを不快に感じながらも、君たちは
樹海の探索を進めることにする。


E-4(a,2) ミッション発動


どこまで進んでも相変わらず薄暗く
怪しい雰囲気が続く樹海を進む君たちの前に
何度か出会ったあの二人が姿を現す。

【ソロル】
「よう、久しぶりだな」

そう言って声をかけてくるのがソロル。
隣で笑顔を浮かべているのがリリだ。

「この忌々しい樹海を軽々と抜けて
ここまで来るとは…、驚いたな」

いつもは冷たい口調で話す少女も
ここまで迷宮を突破してきた君たちには
やや敬意を表した様子でそう告げる。

「そんなお前らに相応しい話だ。
今、評議会では第三階層を調査する
緊急の事態が起こったらしい」

「アイオリスの街で第三階層を探索できる
ギルドは数少ない…。評議会では恐らく
お前らを当てにしてると思うぜ」

ソロルはそう告げると、君たちに
一度街へと戻るといいと言葉をかける。

「いつもならオレたちも協力するんだが…
今回ばかりはそうはいかないんだ。
探し物が近い…、そんな気がするんでな」

ソロルはそう告げると、普段よりも
緊張した様子のリリに頷きかけて
北の方角へと足を向ける。

「この北へ進めば上のフロアに
繋がる階段がある。だが、まずは
評議会のミッションをこなすんだな」

その言葉を残してソロルとリリの二人は
君たちの前から姿を消す。

彼女たちの言ったことが真実なら、まずは
ミッションを優先した方がいいだろう。

評議会でミッションの詳細を聞くために
街へ戻りたまえ。


ミッション受領前に先へ進もうとする


ソロルとリリの言葉を覚えているだろうか?
君たちはこの先へ進む前に
一度街へと戻ったほうがいいだろう。


D-1(d,3) 遺品の在りかの写し1


12階のフロアで、北西に位置する
大部屋に来た君たちは、足をとめ
遺品の在りかの写しを取り出す。

それを見ると、『毒の沼地で四方が
囲まれた浮き地に反応有』とある。

君たちはその情報に見合った浮き地を
探し当て、そこにあるという遺品を
見つけ出す必要がある。


C-3(c,2) 古寂びた銃


広大な部屋の中をさまよい歩く君たちは
何やら表面の土の色が通常とは違う場所に
たどり着いた。

何かがあるのだろうかと、好奇心に駆られて
土を掘り返してみると、古寂びた銃
らしきものがあるのに気付く。

(分岐: ミッション受領前)

かなり古いものらしいが、
もしかしたらこれは、高い価値のある
品物なのかもしれない。

君たちは大事にそれを背負い袋にしまうと
街へと持ち帰ることにする。

古寂びた銃を手に入れた!!!

(分岐: ミッション受領後)

その古く鈍い光を放つ銃らしきものこそ
ミッションで言われている
伝説の騎士の残した遺品だろう。

君たちは大事にそれを背負い袋にしまうと
街へと持ち帰ることにする。

古寂びた銃を手に入れた!!!


E-5(a,1) 遺品の在りかの写し2


12階のフロアで、北東に位置する
エリアに来た君たちは、足をとめ
遺品の在りかの写しを取り出す。

それを見ると、『目に映らぬ
秘密の通路の先に反応有』とある。

君たちはこのエリアの秘密の通路の先にある
遺品を見つけ出さねばならない。


D-5(a,5) 古寂びた大盾


禍々しい草木をかき分けて進んだ先に
まるで墓標のように突き立てられた
大きな鉄の板を発見する。

近付いてみると、どうやらそれは
古いラージシールドのようだが、表面には
土がこびりつき、苔が生えている。

これこそがミッションで言われている
伝説の騎士の残した遺品だろう。

君たちは大事にそれを背負い袋にしまうと
街へと持ち帰ることにする。

古寂びた大盾を手に入れた!!!


E-3(c,5) 遺品の在りかの写し3


南西に位置するエリアで、細い小道に
足を踏み入れた君たちは、足をとめて
遺品の在りかの写しを取り出す。

それを見ると、『大きな広間を抜けた先、
小道の突き当りに反応有』とある。

君たちはこのエリアを進み、
遺品を見つける必要がある。


E-3(e,3) 古寂びた鎧


恐ろしい死霊の群れをくぐりぬけた先
緩やかに上下する道を進み続けた
君たちの前に、古びた石板が現れる。

そしてその石板には、古い言語で
何かが記されているようだ。

………。

『戦場で誰よりも勇敢に戦いし
 騎士の4つの遺品をこの階に隠す』

『いずれ、アースランの同族がこの地を
訪れ、その遺品を持ち帰ってくれることを
信じて……』

文字はそう書かれていた。
これこそ、ミッションで言われている
騎士についてのことだろう。

よく見ると、その石板の下の
地面は、他の場所と比べて
掘り返されたような跡があるのに気付く。

君たちが注意深くそこを掘り返すと
地中から、古びた鎧が姿を現す!

これこそがミッションで言われている
伝説の騎士の残した遺品だろう。

君たちは大事にそれを背負い袋にしまうと
街へと持ち帰ることにする。

古寂びた鎧を手に入れた!!!

再訪時

君たちの前には変わらず
古びた石板があり、それには
こう記されている。

『戦場で誰よりも勇敢に戦いし
 騎士の4つの遺品をこの階に隠す』

『いずれ、アースランの同族がこの地を
訪れ、その遺品を持ち帰ってくれることを
信じて……』

君たちは念のために、騎士について
書かれた石板の存在を地図に
書き記しておいてもいい。


E-5(a,3) 遺品の在りかの写し4


南東の方角に位置する大部屋に
足を踏み入れた君たちは、足を止めて
遺品の在りかの写しを取り出す。

それを見ると、『大広間の端に位置する
大木の洞に反応有』とある。

怪しくも広大なこのエリアに隠された
遺品を君たちは探し出さねばならない。


E-7(c,4) 古寂びた兜


骸骨の剣士が巣食う広間を抜け、前進を
続けた君たちは、行き止まりになっている
通路に大きな木と洞を発見する。

少し小高い場所にあるその穴の中には
はっきりとは見えないが、何かが
安置されているように見える。

これこそがミッションで言われている
伝説の騎士の残した遺品だろう。

君たちはそれを背負い袋にしまうと
街へと持ち帰ることにする。

古寂びた兜を手に入れた!!!


?-? 遺品をすべて手に入れる


こうして君たちは4つの遺品を発見した!

あとはこれらを持ち帰り、評議会へと
報告すればミッションは完了だ。

警戒を怠らないようにしながら
街へと帰りたまえ。


C-4(c,3) ミッション達成前に階段を登ろうとする


君たちが評議会から受けたミッションは
このフロアに隠された遺品を探し出すと
いうものだ!

次のフロアへ進むのはミッションを
クリアしてからにするのがいいだろう。


13F

D-4(b,4)


澱んだ空気漂う樹海を進む君たちの目に
以前にも出会った少女が一人、木々の影に
ひっそりと立ち尽くしている姿が見える。

何かをジッと待っているその姿は、君たちが
少女の眼前に現れることで解き放たれる。

【リリ】
「みんなに会いたくて…
ここで待ってたんだ」

そう告げる少女は、いつもより深刻な
雰囲気で言葉を続ける。

「この三階層、晦冥の墓所を
ここまで探索してきたみんなに
聞きたいことがあって…」

少女はそういって君たちを見つめてくる。
君たちは少女の言葉に、頷いてもいいし
問い返してもいい。

どうしますか?
何を聞きたいのか尋ねる
そんなヒマはないと答える

何を聞きたいのか尋ねる

君たちの言葉に、少女は頷くと
その口を開く。

「あのね…、あたしが聞きたいのは
あるネクロマンサーの事なんだ」

どこか思い詰めた表情の少女は
いつもより深刻な声でそう告げる。

 (以下共通)

そんなヒマはないと答える

君たちの返事を聞くと、少女は
悲しそうに眉をひそめ、言葉を続ける。

「ねぇ、お願い。質問は一つだけだから…
答えてくれない?」

思い詰めた表情で少女は
必死にそう告げる。

そんな彼女の熱意にうたれ
君たちは少女に何が聞きたいのかと
尋ねることにする。

「よかった…。あのね、聞きたいのは
あるネクロマンサーについての話なんだ」

 (以下共通)

以下共通

「私の一族は…、ある事情があって
遥か昔から一人のネクロマンサーを
追い続けていて…」

「そのネクロマンサーというのが、
私の故郷にある魔術の塔から
ある魔法の品を盗み出したの」

「アーティファクトと呼ばれるその品は
魔術の塔でも重要視されている物で…
取り戻さないといけないのです」

そのために私の父も、祖父もそのまた
祖父も…、ずっとネクロマンサーを探し…

見つからぬ時、子や孫へと任務を
伝え続けてきたのです、と
少女は言葉を続ける。

「これまで集めた情報から、その相手が
この迷宮にいる可能性が高いって考えて
私はソロルと一緒に訪れたんだ」

「そして、ネクロマンサーが隠れ住むなら
この階層だと思って、ソロルと二人で必死に
探したんだけど、見つからなくて…」

「だから…、同じようにこの階層を
歩いているみんなに聞きたかったの」

「怪しいネクロマンサーらしき人物を
この階層で見ませんでしたか? って」

…怪しいネクロマンサー。
そのような存在を今までの探索で
君たちは聞いたことがない。

期待した眼差しの少女に残念だが…と
その事実を伝えると、少女は目を伏せ
しかし、強い口調で言葉を続ける。

「そっか」

「…けど、あたしは
きっとこの樹海にいると信じてる」

そして自分たちは今後も調査を続けるが
もしよかったら…、とどこか
申し訳なさそうに言葉を続ける。

「みんなが何か手がかりを得たら…
教えてもらえないかな?」

もちろん、相応のお礼はしますので…
と少女は告げると、
頭を下げてその場を去る。

君たちはその言葉を胸に秘めつつ
この先の樹海に挑むことにする。


A-3(d,5)


死者がさ迷う恐ろしい迷宮を進む君たちは
樹海を進む先で一人の少女に遭遇する。

【ソロル】
「(ギルド名)か、久しぶりだな」

どこか冷たい雰囲気を醸し出しながら
ソロルという名の少女は君たちを見つめる。

「まったくお前らの成長っぷりには驚くぜ。
この気持ち悪ぃ階層をここまで順調に
進んで来るなんてな」

少女はそう告げた後、少し聞きたいことが
あると言葉を続ける。

どうしますか?
何の話か問い返す
話を聞こうと答える

(共通)

君たちの言葉に、少女は頷くと
その口を開く。

「前にリリのヤツから聞いてるよな?
なにって、ネクロマンサーのことだよ」

「リリにソイツを探してるって言われたって
お前らはなんのことだかわかんないだろ」

「だからよ…オレが知ってることを
少しだけ聞かせてやろうと思ってな」

少女はそういうと、空を見上げ
何かを思い出しながら言葉を発する。

「遥か昔に、ルナリアの魔術の塔に
双子の魔術師がいたんだとさ」

「漆黒の髪と瞳を持つ兄はクロウ
白き肌の妹はスワンと呼ばれていた」

「そのクロウがある時、生命の理の先を
追い求め、魔術の塔の秘宝である
不死者の指輪を盗み出したんだ」

「当然、魔術の塔は怒り、妹のスワンを
追手として差し向け、クロウの抹殺と
指輪の奪還を命じた」

「だが、逆にクロウは追手として来た
妹を傷つけ、さらに異国へ逃げ去った…」

「傷付き、死の淵にあった妹は
己のまだ幼い子たちに、クロウを追い
指輪を取り戻せ、と命じたという」

少女はそこまで話すと、一度言葉を切り
君たちの顔をゆっくりと眺め見る。

「こいつはよ、すげえ古い話で…、オレには
聞いてるだけで理不尽に思える話だ」

「だけど…、そんな大昔の話に囚われて
てめえの人生を自由に生きることのできない
ヤツがいるんだ」

ソロルはどこか悲しげに言葉を続ける。

「オレは、ソイツをなんとかしてやりたい」

「何の目的もなく刃を揮ってきたオレは
それが自分のやるべきことだと感じて
リリを支えてここまで来たんだ…」

だからこの樹海の探索を続けてきたが…
ここから先へと挑むには残念だが
自分自身の力不足を感じているという。

「だからお前らに
調べてきてもらいてえんだ。
この亡者の樹海の、その奥を」

自分たちでも調査を進めるが…
何かわかれば教えてほしい、と
少女は告げてその場を去る。

君たちは、彼女の言葉を心に留め
この先へと進むことにする。


14F

A-3(e,5) 壁に浮かぶ血文字


新しいフロアに足を踏み入れた君たちは
曲がり角に差し掛かった瞬間、何か
嫌な予感に襲われる…。

(分岐: 誰かが魔力感知を習得していない)

…それを気のせいだと思い歩きだす
君たちだったが、ふと視線を横に向けた
(冒険者A)が小さな悲鳴を上げる!

見ると、右の壁に、まるで血で
かかれたような文字が浮かんでいた!

 (続き へ)

(分岐: 誰かが魔力感知を習得している)

…(冒険者A)が微かな魔力を感じ取り
右手の壁を見ると、そこにまるで血で
かかれたような文字が浮かび上がる。

 (続き へ)

続き

『いま、すぐ、かえれ…』

壁の文字は、まるで傷口から
流れ出た血のように滴り落ちていく…。

文字を見守っている間に、血は流れ
そして文字は次第に消えうせていく。

一体今の文字は何なのだろうか?

君たちは、疑問を心に抱きつつ
探索を続けることにする。


D-5(c,2)(c,4) 14F到達後、一度も街に戻らず探索を続けた場合


君たちが次の部屋への扉に手をかけようと
した時に、偶然先頭にいた(冒険者A)が
声をあげる。

何事かと(冒険者A)の視線の先を見やると
なんと扉の表面にいつか見た血文字が
浮かび上がっていたのである!

『いま、すぐ、かえれ…』

以前と同様の内容が書かれていることから、
明らかに、誰かが君たちへと向けて
発しているものなのは疑いようもない。

そして、ふと君たちはこの階層の調査を
行っているというソロルとリリの二人組の
ことを思い出した。

彼女たちは無事なのだろうか?
一度探索をここで切り上げ、街で彼女らの
安否を確認した方がいいだろう。

再訪時

扉の表面に浮かんでいる血文字。
明らかに普通ではありえない現象だ。

君たちは同じくこの階層を歩く
ソロルとリリの安否を街で
確認すべきだろう。

一旦先へ進むのをやめ、街で彼女らの
安否を確認した方がいいだろう。


F-6(a,1) 頭に響いてくる声


扉を開けて進もうとした君たちは
歩を進めようとした目の前の床に、一枚の
羊皮紙が落ちているのを発見する。

(冒険者A)が身を屈めて手に取ってみると
そこには赤い文字が記されていた。

『ここから先は死者の王が住む場所。
汝らが踏み入ることあたわず』

君たちがその文字を読んだその時
不意に目の前の大地が裂け、そこから
不浄なる魔物が群れてかかってきた!

(ゾンビモモンガ×2、フレアレディ と戦闘)

…戦いに勝利した君たちの前で
羊皮紙は青い焔を発して燃えていく。

不思議に熱さのないその焔を見つめていた時
君たちの脳裏に聞いたことのない声が
響いてきた!

【頭に響いてくる声】
「我ハ死者ノ王アンデッドキング
ココカラ先ハ我ガ王国ダ。来ル者ニハ
死ガ待チ受ケルデアロウ」

抑揚のない冷たい声は、聞いているだけで
君たちの心に強い不安感をもたらす。

リリやソロルもこの先に行ったのだろうか?
君たちは今まで以上に注意しながら
先へと進むことにする。


15F

D-6(c,1) 口論するソロルとリリ


妖しい樹海を進む君たちが、扉を超えて
足を進めようとした時、聞き覚えのある声が
響いてくる。

顔を向けると、そこには感情的になって
叫ぶリリと、それをなだめようとしている
ソロルの姿があった。

君たちの見ている前で口論を続けていた
二人だが、やがてリリが大きな声で叫ぶと
そのまま奥へと走り去ってしまった!

慌ててそれをソロルが追おうとした時
君たちは、その背後から魔物の群れが
湧き出てきているのを発見する!

リリの事で頭がいっぱいの様子のソロルは
その魔物に気付いていない!

どうしますか?
ソロルを助けるため魔物に挑む!
危ない! と声をあげる

ソロルを助けるため魔物に挑む!

君たちは走り寄ってソロルを背後から
襲おうとしていた魔物たちに挑みかかる!

君たちを見て、魔物に気付いたソロルもまた
鎌を構えると君たちに助勢をしてくる!

(ソロル加入、デモンズコフィン、角つきこうべ×2 と戦闘)

危ない! と声をあげる

君たちの声を聞き、ソロルは背後から
忍びよる魔物の姿に気付く!

慌てて鎌を構えるソロルだが多勢に無勢だ。
君たちもまた武器を構え、ソロルを援護して
戦うことにする!

(ソロル加入、デモンズコフィン、角つきこうべ×2 と戦闘)

戦闘勝利後

…魔物を倒し荒い息をする君たちの耳に
空間から妖しい声が響いてくる。

【アンデッドキング】
「我ガシモベデハ片付カヌ相手ト見タ。
ナラバコノ先ヘ来ルガイイ。我アンデッド
キングガ自ラ、汝ラヲ葬ッテヤロウ…」

その声を聞いていたソロルが、眉をひそめ
吐き捨てるように言葉を口にする。

【ソロル】
「アンデッドキングだと…、ふざけた
名前のヤローだ。こんなヤツがリリを
今まで苦しめていたのか」

腹立たしげに言い捨てると同時に、ソロルは
立ち上がり、リリを追って走り出す。

君たちも彼女たちを追って
先へ進んでもいい。


C-6(e,5)


二人を追って歩きだした君たちは
ソロルとリリの二つの影を発見する。

【リリ】
「ほらぁ…、またソロルが怪我を
しちゃったじゃない。だから私……」

「一人でどうにかしないといけないと
思ったの。こんな使命、誰も巻き込んじゃ
いけなかったんだよぉ」

リリは、身体のあちこちが生傷だらけに
なったソロルを見て、涙を浮かべながら
そう呟いている。

「だから、アンデッドキングの声を
聞いて…、この先にいるってわかったから
私は一人でいこうと思ったの」

「これ以上、私のせいでソロルが
傷付くのが………」

そこまで話すと、そのまま少女は
涙を流して口を閉ざす。

【ソロル】
「リリ…」

ソロルは少女に手を伸ばそうとするが
拒絶されるのを恐れるように指は
空で止まり、何も言えずにいる。

君たちはソロルに代わって何か
伝えられる言葉を持っているなら、
それを思いのまま発するといい。

どうしますか?
街で依頼を受けてここに来た
リリの言っていることは間違っている
一人じゃ無理だから仲間がいる

街で依頼を受けてここに来た

【リリ】
「え?」

戸惑うリリに対して君たちは、リリを
助けてほしいという街の人からの依頼で
ここに来たことを伝える。

 (続き1 へ)

リリの言っていることは間違っている

【リリ】
「そんな事ないよ!
だって私のせいでソロルにケガさせたし、
みんなにも迷惑かけた!」

「だったら私が最初から
一人で全部やればよかったの!
誰にも言わずに!」

君たちは声を荒げて否定してくるリリに
対して、再度否定の意を込めて首を振る。

そして、リリを助けて欲しいという
街の人からの依頼を受けてここに
来たことを伝える。

「え?」

 (続き1 へ)

一人じゃ無理だから仲間がいる

【リリ】
「でも、だけど…。
私のせいでソロルにもみんなにも
迷惑かけちゃったんだよ…?」

やっぱりそんなのダメだよ、と俯くリリに
君たちは、リリを助けて欲しいという
依頼でここに来たことを伝える。

「え?」

 (続き1 へ)

続き1

「街の人たちが…? どうして?」

街の人間が何故自分のことで依頼を
出したのかわからないリリに対して
ソロルがため息をついて話し出す。

【ソロル】
「なんでって…、お前わからないのか?」

そう告げる少女は優しい目で
リリを見つめる。

「今までお前自身がやっていた事と同じさ。
目の前で困っている人がいたら
手を差し伸べる。…当然だろ?」

「確かにお前の狙う相手は手ごわそうだ。
オレと二人だけじゃ勝てないかもしれない。
だがな…」

「一人でダメでも誰かと助け合えば…
二人でダメならみんなと協力すれば、
乗り越えられる事もあるんじゃないか?」

「だから、今度はお前がみんなの助けを
受け入れる番だ。そうは思えないか?」

【リリ】
「ソロル…」

【ソロル】
「素直に言ってみな。
お前がして欲しいことを」

ソロルはそこまで言うと、リリに対して
君たちを見るよう示唆する。

それに従うようにリリは
恐る恐るといった様子で君たちに
対して話し始める。

【リリ】
「あのね、みんな…えっとね…」

どうしますか?
いつも通りに話すよう諭す
遠慮せずに行ってくれと微笑む
黙ってリリ自身の言葉を待つ

黙ってリリ自身の言葉を待つ

君たちが邪魔をしないように黙ってリリを
見つめていると、その内緊張がほぐれたのか
いつもに近い調子で話し始めた。

 (続き2 へ)

いつも通りに話すよう諭す
遠慮せずに行ってくれと微笑む

(いずれも選択肢共通)

君たちができる限り優しい声でそう告げると
少女は普段と同じ笑顔を覗かせ、
君たちと目を合わせて話し始める。

 (続き2 へ)

続き2

【リリ】
「アンデッドキングが私の目指す相手なら
私は必ずアイツを倒し、失われた指輪を
取り戻さないといけない」

「だけど、残念だけど私とソロルだけじゃ
アイツには勝てそうもなくて…」

「だから、迷惑かもしれないけど
みんなに手伝って欲しいの。
お願いします!」

そういって緊張した面持ちで手を差し出す
少女に、君たちは頷いてもいいし
それを否定するも自由だ。

どうしますか?
共に戦おうと告げる
何も言わず手を取る
ソロルのそばで待つように言う

共に戦おうと告げる

君たちが頷いて手を取ると、少女も
満面の笑みを浮かべて頷き返す。

 (続き3 へ)

何も言わず手を取る

君たちが頷いて手を取ると、少女も
満面の笑みを浮かべて頷き返す。

 (続き3 へ)

続き3

【ソロル】
「恩に着るぜ…(ギルド名)。
なら、リリは任せた。オレは…
ここに残って敵を抑えておく」

敵って? と呟くリリだが
やがて通路の向こうに歩く
多数の死者の影に気付いて声を上げる。

【リリ】
「あんなに、魔物が…」

驚くリリに、ソロルは微笑む。

【ソロル】
「何、任せとけ。お前が勝って帰るまで
オレがここで喰いとめておくさ」

言葉に合わせて、死神は
巨大な鎌を抜いて振りおろすと
空を裂く音が周囲に響き渡る。

すこし躊躇した後、少女はこれ以上
時間がすぎるのはよくないと気付いて
ソロルに声を返す。

【リリ】
「ソロル…、終ったら真っ先に
あなたに報告するから!」

ネクロマンサーの少女はそう告げると
君たちに頭を下げて、合流する。

リリがパーティに加わりました。

 (終了)

ソロルのそばで待つように言う

君たちは消耗しているソロルを放っては
おけないはずだと、ここで待っているように
リリを諭す。

【ソロル】
「はあ!? お前ら、空気を読むってことを
知らねえのかよ!? どう考えてもここは
リリを手伝うって言うとこだろ!」

君たちの発言内容が予想外だったためか、
控えていたはずのソロルが激高する。

しかし、その隣に立つリリは改めて
自分の相棒であるソロルの様子を見て、
君たちへ頷き返してくる。

【リリ】
「うん、わかった。
私、ここでソロルと一緒に待ってるよ」

【ソロル】
「おい、リリ!
お前、何言って…」

【リリ】
「いいんだよ、ソロル。
(ギルド名)のみんなが考えて
出した結論なんだもん」

「そりゃあさ、私の一族の問題なんだし、
私が決着を付けたいけど、みんなの
邪魔にはなりたくないから…」

【ソロル】
「…わかったよ。だけど!」

「(ギルド名)、アンデッドキングと
やり合う直前に、もし気が変わったら
リリも一緒に戦わせてやってくれ」

そのソロルからの言葉に君たちは
わかったと頷いて返す。

そして、それを確認したソロルは
改めて鎌を担ぎ直して、ある方向を見やる。

どうしたの? と聞くリリも
やがて通路の向こうに歩く
多数の死霊の影に気付いて声を上げる。

【リリ】
「あんなに、魔物が…」

【ソロル】
「はっ、アンデッドキングの野郎、
懲りずに邪魔しようって腹かよ。
だったら、こいつらはオレが引き受けた」

【リリ】
「わ、私も!」

【ソロル】
「お前らがその部屋に入ったらこっちも
行動開始だ。それまでオレたちはここで
待機してる」

ソロルとリリの待機位置が表示されました!

ソロルとリリがいれば、君たちが背後から
何かに襲われることはないだろう。

これで君たちに残された命題はあと一つ。

リリの使命を果たすために、この奥で
待ちかまえている死霊のボス、
アンデッドキングを倒すことだ!

覚悟が決まっているなら、
その扉を開きたまえ!

再訪時

(条件: リリと共闘する)

暗く重い妖気が漏れ出す扉の前に
再び立つ君たちは、以前と変わらない
二つの人影を見つける。

【ソロル】
「戻ってきたな、(ギルド名)。
そんじゃ、リリを任せたぜ」

「オレはここに残って
邪魔が入らねえよう見張ってるからな!」

【リリ】
「みんなには迷惑かもだけど…
アンデッドキングを倒すために
協力よろしくお願いします!」

リリがパーティに加わりました。


C-7(e,1) ソロルとリリの待機場所


(条件: リリと共闘しない)

【リリ】
「みんな…、負けないでね…」

君たちの姿を認めると、リリが真剣な表情で
応援の言葉を投げかけてきた。

君たちはその言葉を受けて、
どのように返答してもいい。

どうしますか?
(ギルド名)を信じてくれと答える
一緒にアンデッドキングと戦おうと告げる

(ギルド名)を信じてくれと答える

「うん、私、信じるよ!
みんなならアンデッドキングに勝てるって!
がんばってね!」

リリはそう言うと、君たちのそばから離れ、
ソロルの方へと駆け寄っていく。

これで後は扉を開けば今度こそ、
アンデッドキングとの戦いとなる。
問題ないなら扉を開きたまえ。

一緒にアンデッドキングと戦おうと告げる

「え? 私、みんなと一緒に戦っていいの?
ありがとう、みんな!」

【ソロル】
「ったく、結局そうすんじゃねえか。
お前ら、ひねくれ者だな」

「…リリのこと、よろしく頼んだぜ」

「オレはここに残って
邪魔が入らねえよう見張ってるからな!」

リリがパーティに加わりました。


E-6(c,1) リリを連れた状態で14Fへの階段前に来る


(※アリアドネの糸を使った場合も同様)

【リリ】
「あれ? みんな戦いの準備?
それじゃ、私はアンデッドキングのいる
部屋の扉の前で待ってるから!」

リリがパーティから外れました。


C-6(c,5) アンデッドキング戦


(分岐: リリが参戦している場合)

毒の沼を踏み越え、大きな広間に足を
踏み入れた君たちは、その奥に、明らかに
人ではない妖気を放つ影を見る。

(6歩前進)

君たちの横で、小さく震えながら
少女が小声でつぶやく。

【リリ】
「アンデッドキング…、あなたは
不死者の指輪の力を使ったのね?」

恐れ慄くその言葉は、目の前の魔物が
少女の目指す相手だと肯定している。

その言葉が届いたのか、目の前の
邪悪な死霊から言葉が投げかけられる。

【アンデッドキング】
「我ハ死者ノ王ニシテコノ地ノ支配者
アンデッドキング」

「王ノ土地ニ許シナク
足ヲ踏ミ入レシ者ニハ死ヲ!」

アンデッドキングはそう告げた後
その目をリリへと向ける。

「ソシテ…、アノ追手ノ子孫カ。
ダガ、不死者ノ指輪ハ我ガ力ノ源。
奪イニ来タ不届キ者ニハ、死ヲッ!!」

 (ムービーを見た後、アンデッドキングと戦闘)


(分岐: リリが参戦していない場合)

毒の沼を踏み越え、大きな広間に足を
踏み入れた君たちは、その奥に、明らかに
人ではない妖気を放つ影を見る。

(6歩前進)

毒の沼を踏み越え、大きな広間に足を
踏み入れた君たちは、その奥に、明らかに
人ではない妖気を放つ影を見る。*1

【アンデッドキング】
「我ハ死者ノ王ニシテコノ地ノ支配者
アンデッドキング」

その声は静かに君たちへ悪意と殺意を
込めて発せられている。

だが、君たちは臆するわけにはいかない。
リリの使命を果たすには、目の前の怪物に
打ち勝たなければならないのだから。

君たちはそのことを強く胸に刻み、
武器を構え、アンデッドキングを睨む。

対するアンデッドキングはそのことに
動揺する様子もなく笑うように話す。

「王ノ土地ニ許シナク侵入スル不届キ者メ、
ソノ分ヲ弁エヌ立チ居振ル舞イ、
許スワケニハイカン」

「オ前タチニ与エヨウ!
美シク甘美ナル死ヲ!」

 (ムービーを見た後、アンデッドキングと戦闘)


B-6(b,5) アンデッドキングに勝利


アンデッドキング…、この地で悠久の時を
越え君臨してきた亡者の王が今、ゆっくりと
その身体を傾かせる。

崩れ落ちるその身体は、そのまま空に消え
存在自体が幻であったかのように
静かに消滅していく…。

しかし、その姿が消え去っていった大地に
妖しく光る1つの指輪が落ちている。

(分岐: リリが参戦していない)

【リリ】
「みんな、大丈夫!?」

君たちが指輪を眺めていると、背後から
リリが駆け寄ってきた。

そして、そのまま君たちが無事かどうかを
体を見たり触ったりして確かめようとする。

「はぁ~、無事でいてくれた~…」

「信じてたけど、やっぱ心配だったから。
でも、みんなが何ともなくてよかった!」

「って、あれって、もしかして…!」

君たちの様子を見終えて、ようやく
地面に転がっている指輪にリリは気付き、
驚きの声をあげる。

「本当にみんなは勝ったんだね…!
本当に、取り戻してくれたんだね…!」

 (分岐:リリが参戦している の台詞に続く)

(分岐: リリが参戦している)

【リリ】
「…不死者の指輪。盗まれた秘宝が…
あたしたちの一族の悲願が…、やっとっ!」

君たちの隣で、ルナリアの少女は
両手で顔を覆いながら崩れ落ちる。
彼女の長い旅はここで終わりを迎えたのだ。

指輪を拾い少女に渡すと、少女は
はっとした様子で涙を拭い始める。

「ご、ごめんね。
泣いたりするつもりはなかったの。
でも、つい油断したら、へへ…」

恥ずかしそうに頭をかいてから、
少女は改めて君たちに偽りのない
笑顔で告げてくる。

「みんな、本当にありがとう!
みんなのお陰で私…、私の使命は
無事、果たせました!」

君たちがその手厚い礼を受け取っていると、
リリよりも後ろの方からソロルがゆっくりと
歩み寄って来ているのが見える。

【ソロル】
「よう、お前ら、終わったみたいだな。
せっかくだからアンデッドキングの野郎に
一太刀浴びせたかったが、まあいいや」

「リリ、それが例の指輪か?」

【リリ】
「うん、そう。
これで私の使命は完了だよ!」

【ソロル】
「よし、それじゃあこれでこの件は
無事終了ってことだな。だったら、
街へ戻って、まずは休もうぜ」

リーパーの少女はそう言って、
君たちに一瞥をくれる。

そしていつも見せる挑発的な笑みとは違う
いたずらっぽさのある笑顔を一瞬見せると、
その場から立ち去っていく。

【リリ】
「あっ、ちょっとソロル、待ってよ~」

「ごめんね、みんな、私ももう行かないと!
本当に本当にありがとう!」

リリはもう一度君たちへ頭を下げると、
ソロルの名を呼びながら、駆けていった。

これで彼女たちを手助けする
ミッションは終了となる。

君たちは、全てが無事に終わったことを
評議会に報告に戻ってもいい。

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最終更新:2017年02月25日 17:22

*1 移動前・移動後で同じメッセージが二回流れる。