問題点

  • バックアップをどうしたら良いのか…

一般的な解決方法

  • タスクを設定してBackupPromasys.batを毎日実行
    • 通常、導入時にOmniComm社にて設定
  • 生成されたバックアップを外部記憶媒体へコピー・圧縮
    • ネットワークHDD(冗長性推奨)
    • クラウドサービス(月額制)
  • 定期的に、バックアップから正しく復元が可能かを検証

バックアップの成功不成功をメールで通知

毎日実行するBackupPromasys.batの結果をメールにて通知する設定について記述します。

1.Backup.batをメモ帳(Notepad.exe)等で編集:
rem set sendmail=e:\promasys\sendmail.vbs

set sendmail=e:\promasys\sendmail.vbs
に変更(先頭の「rem」を削除)

2.sendmail.vbsをメモ帳(Notepad.exe)等で編集:
lAuthenticate = TRUE【通常はTRUEでOK】
cFrom = "donotreply@yourdomain.com"【送信元として、メールに表示したいアドレスの指定】
cTo = "systemAdministrator@yourdomain.com"【バックアップ結果通知の宛先】
cTextBody = "*** This is an automatically generated mail. Do not reply to this email ***"【メールの本文】
cSmtpUserName = "smtpUsername"【配信に使用するメールアドレスのログイン名】
cSmtpPassword = "smtpPassword"【配信に使用するメールアドレスのパスワード】
cSmtpServer = "smtp.yourdomain.com"【SMTPサーバーアドレス】
cSmtpPort = "25"【SMTPポート番号、通常は25でOK】

3.イベントビューアーを設定します
少々ややこしいのですが、BackupPromasys.batを実行した結果のバックアップの成否は、一旦Windowsに投げられ、Windows側から再度BackupPromasys.batに投げられる…という仕組みになっております。ですので、Windows側でバックアップの成否の情報をキャッチ出来るように設定する必要があります。これを、EventViewer型のタスクと言います。以下に作成方法を記述します。
3-1.Windows 2003の場合
Windows 2003では、通常のタスクの作成方法でEventViewer型のタスクを作成することが出来ないため、コマンドプロンプトを開き、下記を記述の上ENTERキーを押して実行します。赤時の部分は、実際のパスに置き換えて下さい。

Eventtriggers /Create /TR "On Completion of Promasys Backup Event" /EID 1364 /SO PROMASYS_PROGRESS /L APPLICATION /TK "e:\promasys\BackupPromasys.bat OK"(注意:パスの後ろに半角スペース空けて「OK」を入力します)

設定完了後、スタートメニュー>>コントロールパネル>>タスクから上のタスクが確認できます。
3-2.Windows 2008以降の場合
Windows 2008以降では、通常のタスクの作成方法でEventViewer型のタスクが作成できます。赤時の部分は、実際のパスに置き換えて下さい。
  1. スタートメニュー>>コントロールパネル>>システムとセキュリティ>>管理ツール>>タスクスケジュラーを起動
  2. 右のメニューから「タスクの作成」をクリック
  3. 全般タブ:名前と説明を設定、セキュリティオプションで必ず【ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する】及び【最上位の特権で実行する】にチェックを入れます。
  4. トリガータブ:新規トリガーを追加し、【タスクの開始】に「イベント時」を、【ログ】に「アプリケーション」を、【ソース】に「PROMASYS_PROGRESS」を、そして【イベントID】に「1364」をそれぞれ設定して【OK】をクリックします。その他の設定は既定値でOKです。
  5. 操作タブ:新規操作を追加し、【操作】に「プログラムを開始」を、プログラム/スクリプトに"e:\promasys\BackupPromasys.bat"を、【引数の追加】に「OK」を設定し、OKをクリックします。
  6. 条件タブ:既定値でOKです。
  7. 設定タブ:【タスクを要求時に実行する】にチェックを入れ、それ以外の全ての項目からチェックを外して下さい。

4.バックアップを手動で実行し、メールが正しく送られるかを確認
BackupPromasys.batをダブルクリックします。コマンドプロンプトが展開し、バックアップの進捗が表示されます。終了後、メールが正しく送信されているかを確認します。

設定値がわからない場合は、ネットワーク管理者や、情報管理センターのスタッフに迷わず相談。上記は、メールを送信するためのポートがファイアウオールにて正しく開放されていることを前提にしています。

また、詳細についてはサーバーのデータベースフォルダ内の「Promasys Installation Manual.pdf」を参照下さい。

コメント

  • 有用な情報ありがとうございました。丁度必要性を感じていた -- 北里大学 坂本 (2014-11-10 13:35:54)
  • ところだったので大変助かりました。 -- 北里大学 坂本 (2014-11-10 13:36:29)
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最終更新:2014年11月10日 17:10