他人物

テラ・マグナの住人


時期不明。テラ・マグナの物語と関係があったり、そんなに関係なかったりする人物たち。
主にまだ二つに割れてなかった頃。他の大陸との交流もあった頃の人たち。

魔王(まおう)

銀髪ではあるが、あまり印象に残らない地味な魔王。しかし魔族からは変に尊敬の目を向けられ、やる事成す事大げさな反応をされる。いつから魔王をしてるのかは不明。
元々は冷めた性格の冷酷な魔王として君臨していたが、長き歳月が彼をおかしくさせたのか、鬼女や侍女の所為かいつの間にかツッコミ属性の苦労性且つヘタレに変わった。
最終的に魔王を辞し、次期魔王を四人指名し何処かへ消えてしまった。初代魔王として魔族の間で語り継がれている。

侍女(メイド)

家族を養うために魔王のお世話係になった少女。貧乏なので物は大切に扱います。
ボケ属性で、魔王を振り回し心労を与えまくった。鬼女とは仲が良い様子。
因みに魔族では無いため、貧弱。その為魔王から守護の力を掛けられている。守護が無かったら、戦闘に巻き込まれたら一撃で死ぬかもしれないくらいに脆い。
魔王が消えた頃に共にいなくなったが、それを知っているのは鬼女くらい。何せただの侍女なので、消えた所で誰も気に留めない。

鬼女(きじょ)

魔王の部下。彼のことは全く敬っていなかったのに部下になった。
元はアース・フェアに住んでいたが、居心地が悪くなってきたので移住してきた。
魔王が居なくなった後は四人の新たな魔王たちへの引継ぎなど、いろいろと面倒を見、鬼婆として恐れられた。

ルー・ガルー

半獣人の少女。山の中に居たところをラドゥに保護される。
村に居た頃は母親は彼女が半獣人と言うことを伏せていたが、母親が亡くなったことで、村人に見付かって村を追われることになった。
母親は普通の人間で、たぶん父親が獣人だった。
拾われた当初は少食だったが、成長と共に食欲旺盛になった。

ラドゥ

無口で無愛想な吸血鬼。ルー・ガルーの保護者。
ルー・ガルーを拾う前は当て所無く彷徨っていた。ジールは一応友人。
後に初代魔王が指名した四人の魔王の一人になる。後に名前を魔王に成るに当たり変えられた。

ジール・ド・レイニス

吸血鬼。相棒の妖精、フェイを連れている。ラドゥは友人。
ラドゥが魔王になる数年前に別れを告げ、フェイを連れ他の大陸へ旅立った。その後どうなったかは不明。
きっと自由気ままに二人で各大陸を旅して回ったのだと思われる。

ビィゼル

魔人の青年。
ツヴェイを女の子と勘違いして優しく扱い、後に男の子と知って驚愕する。
最終的に友情に落ち着き、良い友人関係を築く。

ツヴェイ

とある富豪に天使と言われ飼われていた。本当に天使と言うわけではなく、ただの翼人。
性別的にはたぶん男の子。自身を飼っていた主人に今までの恨み辛み暴言を吐いてビィゼルと逃亡。
両親はコンティネント ・ノヴァからの移住人で、当時この大陸で翼人は珍しく、愛玩目的で捕らえられることも多かった。

アース・フェアの住人


春日乃清肋(かすがのきよろく)

きよすけと言い間違えられるので名前があまり好きではない。古臭い名前なのも嫌らしい。
近しい者たちからの愛称はきよちゃん。これまた不服。
テンパも気になるお年頃。

秋宮まなこ

清肋のクラスメイト。異国人の血が流れているらしく、美人。だが冷たい。
ナマコと言ったら半殺しにされる。他人には、まなと呼ばせている。
清肋には特別厳しい。

コンティネント ・ノヴァの住人


他の大陸と異なり、家名等は無い。
最初の二つの名は父母から贈られるもので、家名の代わりに名前の最後に種族名、階級、役職などを付ける。稀に祖父母の名前、先祖の名前なども入れる。
使えてる主人から贈られたりする名前は、父母から贈られた名の後に付けていく。以外と適当だったりする。

ミリルシェル・ロス・コトリ

アアリィの妻。
結婚三年目で待望の子を授かる。夫ラブ。
血の繋がりはないが、ユウェントたちも分け隔てなく可愛がっている。
猛アタックの末旦那をゲット。どんな手段を使ったかは旦那しか知らない。

アアリィ・トクィシス・イゼル・ゼノ・レガトゥス

ミリルシェルの夫。
元はお偉い役職に就いていたが、負傷してミリルシェルに保護され絆される。実は奥さんとは物凄い年の差がある。妻に弱い。
長年家族など持てないと諦めていたので、家族が出来て内心とても喜んでいる。そして子供たちをつい甘やかしてしまう。
実はもっと間に名前が有ったりと、無駄に長い名前を持っている。

ユウェント・ルト・ヒュリス

ミリルシェルとアアリィの養子。カレリナの実兄でリィアリスの義兄。
妹たちが何よりも可愛いブラコン。表に出さないが、マザコンでありファザコンでもある。家族みんな大好き。
拾ってもらった当初は警戒しまくっていたが、義妹が産まれ、デレた。外面にデレ顔が出ないので問題無いと本人は思っている。

カレリナ・サナ・ヒュリア

ユウェントの実妹。
両親には拾ってもらった恩があるので、いつか返したいと思っている。
よく半眼で義妹を構う兄を見ている。別に兄が嫌いなわけではない。だが執拗に構ってる姿は気持ち悪いとは思ってるかもしれない。

リィアリス・ロサ・アトリ

ミリルシェルとアアリィの娘。
母や祖母に似た様相の少女。性格は割りと控えめ。眼の色は父親譲り。
蝶よ花よと育てられ、少し常識がずれている。読書が好きだが、たまに偏った知識を憶えてしまう。

シェリス・ニア・トトリ

ミリルシェルの母親。故人。

レガート・レール

ミリルシェルの父親。故人。

ノルン

放浪中の《魔法使(まほうし)》
いろいろな種族の混血で、人としての血はかなり薄い。そしてとても丈夫。
元はパイス・クレアールにいたが、物凄く昔にコンティネント ・ノヴァへやって来た。

パイス・クレアールの住人


ルジャイン・ジェラルド

自らを魔女と言って活動している魔術師。
少々周りから変人扱いされている。いつか本物の魔女に会うのが夢。
両親や友人知人からも呆れられるほど仕事を優先してきた為、色恋沙汰に疎い。

シルヴェル・クロイツ

錬金術師(アルケミスト)
魔術師協会の創設者の孫。家系的に魔術師が多く、彼も幼少時は教えられて来たが、トリスと出会い錬金術に興味を持ち家を出た。
今では錬金術師として多くの発明、開発をしている。
魔術の腕も相当良いが、本人は使うのを極力抑えている。

トリス

上流階級にしか広まっていない錬金術師が発明した物を、一般人でも買え、使えるように改良し、広めた。
現在は自身の作った物や、より良いものを開発するべく弟子たちを教育中。
シルヴェルは彼の元弟子。

アウレオール

腕利きの医者であり、錬金術師でもある。
シルヴェルとは友人で、研究成果を競ったりもする。
普段は医者が本業。錬金術は趣味。

ヨード・ユースの住人


空原イヨ(すはらいよ)

気の強い女性で、充貴探偵事務所の秘書兼調査員。
学校卒業直ぐにルカイの元で働き始める。
ナキとは犬猿の仲だと思っている。

相楽ナキ(さがらなき)

密使屋という良く分からない職業の少年。
金さえ払えばある程度の事は何でもしてくれる。
口煩いイヨにうんざりしている。

充貴ルカイ(あつきるかい)

充貴探偵事務所社長。経営はそこそこで裕福とは言い難いのだが、無駄遣いを良くする。そして怒られる。たまに変な骨董品を買ってくる。
機械類の扱いが苦手で、イヨに頼ってばかりいる。そして物を直ぐに壊す。

ミヤセ

充貴探偵事務所の受付の青年。人員が少ないので経理も担当している。
会社を維持する為に経費削減を試みてはいるが、よくイヨたちが物を壊すので今のところ報われない。

ユイハ

イヨの親友。姉御肌の頼れる女性。
現在とある事故によって意識不明。
最終更新:2015年01月08日 12:42