異形

  • ドゥルジ
虚偽、死の穢れを司る者。
死者を使い、遺族や関係のある者を玩び殺めていく。
死者の多く出る戦場に良く出現し、不浄の場であれば何処にでも現れる。
  • ゲシュペンスト
畏怖の対象、心を惑わす害悪。
人の感情に付け入り、仲違いを起こしたり、自殺願望を煽ったりする。
自ら手を汚さない嫌なやつ。
  • フリッケライガイスト
継ぎ接ぎの多い幽霊。
惨殺された死者に化け徘徊するだけの変わった異形。本来の見た目もグロテスク。
綺麗な死体には興味が無いらしい。現れる時に異臭がする。
  • ヒュッケバイン
不幸を呼ぶ鴉。
大きなカラスの姿。普段は目を閉じているが、目を合わせた者に不幸を齎す。この不幸は自身に降り掛かるとは限らず、近しい者や周囲も対象になる。
  • ポリュネイケース
多くの争いを引き起こす者。
小さなものから大きなものまで様々な荒事を起こさせる。
  • ラルヴァ
悪霊。
相手に取り付いて肉体を乗っ取ることもある。
実体が無いに等しいので、取り付かれたら対処し辛い。
  • チゥドーヴィシシィ
妖怪、化け物。
形容し難い姿で、見た者を戦慄させる。出会った者に付き纏い、数日付き纏った後捕食開始するという厄介な存在。
付き纏われた者にしか見えないということもあって、一般人にどうにかできる存在で無いので、最終的に捕食されるしかない。
  • アラサルシ
1本の尾を持った巨体の悪獣。
人肉を好んでおり、自在に変身し人間を捕食する。
人肉以外も食べるが、余程の空腹でない限り他の生き物を食らうことはない。


他にも沢山居る模様。
元は、空間の主であるキョウが居なくなった事によって空間の維持が出来なくなり、様々な異変が生じ《異形》が生まれるようになった。
それらがやがて意思を持ち、空間から出てキョウの力の片鱗を追って来ることになる。
何故世界へ様々な被害を及ぼしているのかは計り知れない。意味など無いのかもしれないし、何か理由があるのかもしれない。
無論、特に被害を及ぼさない《異形》もいる。
最終更新:2015年01月06日 11:40