スズ《傍らにいる者(サマユンクル)》
主人公。本名不明。中学二年生14~18。
黒髪で腰程ある。後に断髪。目の色は紫に赤味がかった様な変わった色。
名乗る時はいつもスズと言っているが、本名かあだ名なのか不明。
目が悪く、特別に作った黒縁の眼鏡を掛けていないと目の前の人物の顔も判らなくなる。テラ・マグナに来てからは視力が良くなったので眼鏡は外すようになった。
身長が平均よりやや小さかったが、後に成長し女子にしては高身長に。
池に落ちた
こころを助けようとして、
水鳥と共に池(泉)に落ちてしまいテラ・マグナへ。
両親は幼い頃から居らず、親族中を盥回しされていて軽蔑されていた。複雑な環境で育ってきたためか、どこか冷めた所がある。
現在は母方の祖母の家に居候中。肩身の狭い思いをしていると思いきや、実際はあまり家には帰らず、こころの家にばかり入り浸っている。祖母はそれを黙認している。
当初はこころと水鳥を守ることだけに神経を使い、他の人間や
ジークフリート、
レイスの事を敵、悪だとしか見ていなかった。
レタルと出会い、
ナツミたちと旅をしていく中で視野を広げ、こころと水鳥以外の人物たちと親交を深めていく。
幼い頃に、こころと同じ町に暮らしていた祖母の家に一時居た事があり、こころと公園で出会った。
その時に数日ではあったが、こころと過ごし、無邪気な優しさに助けられ惹かれる。中学入学前にまた祖母の所で居候する事になり再会。
既にこころとは友人であった水鳥に、こころへの恋情を見抜かれたことがあり、罵り合い殴る蹴るの喧嘩にまでなるが、それが切っ掛けでお互い打ち解けあった。こころ以外で初めて出来た友人でもある。
《傍らにいる者(サマユンクル)》は、遥か昔この大陸にいた
サマユンクルという者の名で、
カムイがスズに付けた。スズとサマユンクルに関係性はとくにない。
最終更新:2015年01月07日 18:29