ガッスル諸侯国

国家名

国名 ガッスル諸侯国
英語表記
首都 サウスプロ
政治体制
国家属性
主席諸侯 ヴォルデマール・ルーマン
国歌
国花
公用語 ガッスル語・魔道語
公用歴 衝合暦(Conflux Era)
通貨 ダラット
建国 衝合歴2年2月22日
人口 1億7000万人(衝合歴16年2月19日)

概要

兵器と向日葵と人口魔石の国。
モスボールされた大量の兵器と、北部を覆う巨大な向日葵畑、そして人工的に再現された多種多様な魔石及びその研究機関。
上記三点がガッスルの大きな特徴と言える。

種族/人種

人類種が国民の8割を構成する。
カーディナル大陸側にも国土を持ち、人口の2割は幻想種である。

歴史

コンフラックス(衝合/Conflux)以前

ガッスル諸侯国の前身となる国家は名をガッスル共和国とし、国力の多くを軍事力に注ぎ込む軍事国家であった。
ただ、その過剰な軍事費によって国内は疲弊、いつ国家が瓦解してもおかしくない状態へ陥った。

コンフラックス(衝合/Conflux)以降

国土の大半が沿岸部である諸侯国は、コンフラックスによって発生した大規模な津波によって大きな被害を被った。
これはガッスル共和国に本来破滅を呼び込むに十分すぎる災害ではあったが、ここで、その軍事力が大きな意味を持つことになる。
コンフラックスによって近隣諸国は軒並み統治能力を喪失、あるいはそれに近い状態にあり、ガッスル共和国はこれ幸いと治安維持を名目に占領を開始した。
国民の不満を度重なる戦勝によって紛らわしながら、国内は小健康状態まで安定する。あるいは、ここで進行を停止していれば、いまだにガッスルは共和国として歴史を進めていただろう。コンフラックスより1年、進む東進、ついには海峡を越え、ガッスル共和国はカーディナル大陸(幻想大陸)へと歩を進めた。時を同じくして西進を進めていたリヴァディアとの間で最初の戦闘が発生する。両国はその間に存在する空白地帯を埋めるように占領を進め、小規模な小競り合いと領土の奪い合いが始まる。衝合歴3年。両国の間にあった空白地帯は失われ、それぞれの国土の戦力・防衛線の安定したこの年。均衡を破るようについに大規模な戦闘が発生する。両国ともに未知なる技術と対峙した戦闘は、結果として双方共に甚大な被害をだし終了した。

政治

ガッスル諸侯国の最高決定機関は諸侯議会であり、諸侯議会は諸侯15人によって構成される。
国内は12の諸侯領へと別れ、それぞれを諸侯が統治する。
国家の施政方針は第一に国民の幸福を優先される。

・諸侯

ガッスルにおける統治者。ガッスルにおいては彼らがそれぞれの諸侯領を高度に自治している。
諸侯同士は全てが対等である。国家の最高指導者たる主席諸侯も例外ではなく、主席諸侯の役職自体、議会を進行する議長程度の意味しかない。
主席諸侯の大きな役割は、外部に国のトップを分かりやすく提示しているだけといっても過言ではない。
共和国の崩壊後に新設された役職であるため、その2割は幻想世界の住人によって構成されている。

主要人物

  • ヴォルデマール・ルーマン
主席諸侯(苦情窓口)の座を手に入れた。まじめな苦労人である。初老。
  • ロベルティナ・オルディアレス
沿岸部に広大な諸侯領を構える女性諸侯。領土内にガッスル最大の軍港を持ち、ガッスルの軍事において非常に重要な意味を持つ人物である。
  • コンラディーネ・フロマ・レ・フルマール・レイナ・パルティエ・ロロン・コロン・モンタニョ・シャッファー
カーディナル大陸側に領土を持つ幻想種諸侯。幻想種であることは確かだが、種族、年齢、性別の一切が不明となっている不思議な御仁である。
外見は幼い少女であったり老年の偉丈であったりと安定しないが、最近は空飛ぶマシュマロのような形態での目撃例が多い。それを幻想種と言っていいのかは謎であるが、本人が幻想種と主張しているので幻想種とする。

外交

外務にあたる最高権力者には主席外務候の特殊な諸侯職を割り当てられる。
その次席として、次席外務候、外務候補が続く。彼ら三役はいずれも外務候と呼ばれることが多い。
上記三役は諸侯議会では一般諸侯と全く同等の権限を持ち、同様に三役の中でも権限の差異はない。
外交においては、その序列の通りに権限を持つ。

経済

積極的に幻想大陸から技術輸入を進めている。ガッスル自体が幻想大陸側の領土、国民を含んでいることから、技術の収集・融合は急ピッチで進んでいる。
ただ、国家の方針としてリヴァディア等の一部の国家を除いた幻想大陸への技術輸出へは大きな規制がかかっている。

文化

コンフラックス後の大規模侵攻の関係から、多種多様な文化が混ざり合って混沌としている。
ただ、国土関係上海産物が非常に豊富で、国民には魚介類を好むものが多い。コンフラックス以後に発見された六眼マグロという明らかなゲテモノでも食卓に並ぶほどに、彼らは海の魅力に取りつかれている。

地理

マティエ・アルツェール大陸(西大陸)南部のカーディナル大陸へ向けて広がる半島一帯、およびリヴァディアの南北に領土を持つ。

軍事

自国産兵器と、衝合前にウィルバー合衆国より購入した膨大な兵器を保有する。
ガッスルの運営能力を超えたその大半の兵器は長期保存に回される予定だったが、国家間の戦争勃発を受けて計画は中止された。
最初期に運用の停止が決定していた核兵器も、幻想世界においての核兵器に相当する禁呪系の魔法が躊躇なく使用されたことでやむなく制限を解くこととなった。
生産国の滅亡によって著しく消耗していく兵器をどうやって維持していくかが、今後の軍事分野における命題となるだろう。
海岸を多く持つ国だけあって海軍戦力が非常に充実している。
留まるところを知らない国家の発展によってその軍備に見合うだけの国力を手に入れつつある。


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最終更新:2014年11月19日 17:04
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