国家名
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国名 |
イーゼンステイン共和国 |
英語表記 |
Republic of Isenstein |
首都 |
イーゼンステインブルク |
政治体制 |
直接民主制 |
国家属性 |
青赤緑 |
政府首班 |
ソルケル・オルフェイグルソン内閣総理大臣 |
国歌 |
ワルキューレ |
国花 |
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公用語 |
イースラント・ルーネ |
公用歴 |
衝合暦(Conflux Era) |
通貨 |
ポンドマルク |
概要
イーゼンステイン共和国は、直接民主制を採用する共和国である。古くは直接民主制を採用し、最盛期には国王の君臨する王国であったが、コンフラックスの混乱とブリュンヒルデ女王の死により、コンフラックス以降、再び直接民主制が選ばれるに到った。今日イーゼンステイン共和国は直接民主制の下で法整備と復興のさなかにある。しかし、長きにわたり王政の下で治安が維持されてきた共和国の下では政治的経済的な混乱が続いており、まだしばらくの混乱が予想される。
種族/人種
人類種。イースラント人(イスティンゲン)と呼ばれる金髪碧眼の白色人種。碧眼だが、眼の色は暗い青。イースラント・ルーネ言語と呼ばれる文字言語を使用する。
歴史
コンフラックス(衝合/Conflux)以前
中世まで続いた古代直接民主制のイースラント共和国から有力ゴズオルズのアイゼンシュタイン家が全島民会により専制君主となり、コンフラックス直前まで安定した王国を築いた。
コンフラックス(衝合/Conflux)以降
コンフラックス直前に女王ブリュンヒルデの夫の女性問題(陰謀によるもの)で夫シグフリートが暗殺され、ブリュンヒルデ女王が自殺。合わせてコンフラックスの発生により王国は大混乱に陥り、王国行政府と王族により王政の廃止と直接民主制の再興が決定された。
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ターン9 |
イーゼンステイン共和国が発見される。 |
建国宣言 |
政治
直接民主制を採用する。16歳以上の男女が民会、全島民会の参政権を得る。個人の自由意思を尊重するために政党の組織は禁止されているが、自由意思に限り特定の政治家や有力者を支持するシングマンと呼ばれる政治的支持者の存在は認められている。当然法律上有権者を買収する事は禁止されている。
共和国行政府 |
行政府 |
全島民会で指名された首相が内閣を組閣し、法律を執行する。内閣総理大臣の任期は3年。 |
全島民会 |
立法府 |
直接民主制による立法府。年に数回開催され、ネットワークにより投票される。立法府は法律の制定や首相の指名、条約の承認等を行う。 |
裁判所 |
司法府 |
政治的には全島民会と共和国行政府の違法行為を監視する。三権が分離している。 |
民会 |
地方自治会 |
地方自治を行う直接民主制の組織。地方自治体に属する全住民が参加する。古代直接民主制時代から継続されており、政治体制としては長い歴史を持つ。裁判所の独立により政治権力は低下している。 |
ゴズオルズ |
政治的有力者 |
古代共和国の時代では神官を兼務する有力地主を指した。現在では政治家や有力者を指す言葉に転じた。一定の民会では影響力がある。略称はゴジ |
シングマン |
政治的支持者 |
古代直接民主主義の有力者が民会を有利にするため抱えた支持者を指す。それが転じて政治家や有力者の政治的支持者を指す。 |
外交
ソルケル=オルフェイグルソン政権は、全島民会により平和主義。緩やかな外交(まったり外交)。根拠主義を採用し、緩やかな外交により外交は必要最低限の国交樹立や平和の維持にとどめるものとし、困難な戦争を回避し、また外交問題、国際紛争における根拠(ログ)を重視する方針を決定した。
経済
自由資本主義経済を志向しているが、王国時代には王家が圧倒的経済力を誇っていた為資産階級が育たず、9ターンには国家主導の計画経済が進められていた。228ターン現在自由主資本主義経済への志向は事実上失敗し、王国時代の「国家が国民を養う」状態に逆戻りしている。
農業 |
森林で農地を囲むニーレンベルギア式農業を採用。農業アウタルキー政策。主要農産物は小麦、リンゴ、畜産は牛、豚、山羊 |
工業 |
金属加工業、家具 |
商業 |
侍従・家政婦等派遣業、小売業は個人商店が中心 |
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輸出 |
文学、山羊、家具 |
ソブラーニャ共和国連邦 |
輸入 |
回転翼機、装甲車両、中距離地対空ミサイル、小火器、重火器 |
大菊水帝國 |
輸入 |
絹、麻布、チョコレート、カカオ、綿花、菊水米、麦、蕎麦 |
文化
ヴァルキューレ |
名詞 |
古代神話の戦の神に仕える戦死者を選ぶ乙女を指す。今日のイーゼンステインではふつう女性軍人を指すが、女性の中には本来の意味でのヴァルキューレを自覚する人間もいる。ヴァルキューレと自覚するのは、医学的には妄想か、或いは精神疾患の一種と見做されるが、コンフラックスの幻想世界の存在により、ヴァルキューレは実在すると信じる者もいる。王政時代は王族の女性はヴァルキューレであるとされた。古代イーゼンステイン歌謡集では死後妻が転生してヴァルキューレとなり、ヴァルキューレが戦士を守る話があり、そこから転じて愛妻家は戦場で死なないという迷信が生まれた。この為にイーゼンステインでは愛妻家は男性の美徳とされた。実際には古代イースラント歌謡集を読めば、ヴァルキューレの関係者、父や兄弟、夫はヴァルキューレと関わった事で早死、戦死、足を切断される等不幸が多く、ヴァルキューレ自身も早死、自殺、或いは事故死するなど不幸な存在であり、人気がある一方で死神などと同一視される事も多い。 |
エインへリャル |
名詞 |
ヴァルキューレに選ばれた戦死者の事。古代神話の戦の神が最後の戦いの為にヴァルハラ館に戦没戦士を集める。勇敢に戦って戦死したものはエインへリャルとしてヴァルハラに導かれると信じられている。 |
トロル |
名詞 |
古代神話に登場する巨人の中で、醜く悪質なもの。今日では蔑称としてこの単語が用いられる。 |
フュルギエ |
名詞 |
一族の家に付属する守護霊的存在。運命の女神とされるノルン(ノルネン)のうち、一族の家に付くものを指す。良いフュルギエは家の栄誉を保っていると来るとされる。フュルギエは友人の前に自分の姿を現すか、夢に現れて警告や忠告、助言をすると信じられている。 |
槍投げ |
スポーツ |
一般的な槍投げで無く、イーゼンステイン独特の槍投げ競技。古くは楯を構えた相手に槍を投げる危険なスポーツだったらしい。 |
石飛 |
スポーツ |
大きく重い石を投げた後に、石を飛び越えるスポーツ。競技用の石が製造されており、重さは20-30キロある。 |
サッカー |
スポーツ |
スタジアムが建設され、イーゼンステイン代表チームが選抜されている。子供から大人まで人気の国際的スポーツ。 |
イースラントのサガ |
文学 |
古代直接民主制時代のサガ集 |
古代イースラント歌謡集 |
文学 |
古代直接民主制時代以前に吟遊詩人が語り伝えた神話物語集。これらの神々はイーゼンステイン共和国の一部の人々に今でも信仰されている。コンフラックス以降、この神話物語が下地となってイーゼンステインでは西大陸の妖精を守護妖精(フュルギア)として信仰する傾向がある。 |
ワイン |
飲物 |
ただのワインでは無く、水でかなり薄めたワイン。仕事中でも水代わりに飲む。尚飲酒運転は違法である。 |
リンゴ |
特産品 |
イーゼンステインにおけるリンゴの消費量は非常に多い。リンゴの収穫期を迎えると、国民一人当たり一日一個のリンゴが食される。ジュース他、様々な料理に利用される。 |
イーゼンステインデザイン |
デザイン |
イーゼンステイン王国時代の王室で多用された豪華な衣類や家具に用いられたデザインを指す。イーゼンステインデザインで代表的なのはイーゼンステイン王国軍とそれを継承した共和国軍の軍服で、特に高級将官の軍服はワイシャツに絹が使用され、ボタンはイエローゴールドメッキが施され、ジャケットに金糸が用いられる等、外国軍隊からすると異常に豪華と見做される。 |
イースラントデザイン |
デザイン |
イーゼンステイン王国時代から培われてきたシンプルでスマートな家具やアイテムに用いられたデザインを指す。 |
フィヨルド |
ブランド |
イースラントデザインの腕時計ブランド。10000ショコラ~20000ショコラで購入出来るファッションウォッチ。 |
地理
マティエ・アルツェール大陸北東の海上にある島イースラントを領土とする。コンフラックスによる地形の影響はイースラント島にも及び、イーゼンステイン王国に甚大な被害を齎した。イーゼンステインブルクを中心に島は転回し、歪に変形した。ヘイズルダルルは北に、フェッルボルンは南に移動し消滅し。山地帯が歪に形成された。
イーゼンステインブルク |
首都 |
座標10.9を中心としたその周辺 |
政治経済の中心地。イーゼンステイン城を中心とする王国時代以来の中心都市。 |
ヘイズルダルル |
都市 |
座標9.4を中心としたその周辺 |
北部地方都市群、古代直接民主制時代の経済の中心地。コンフラックス以前は西部に存在した。 |
フェッルボルン |
都市 |
座標11.15を中心としたその周辺 |
南部地方都市群。コンフラックスにより喪われた旧都市の遺跡が(11.15)に残る。 |
ディングヴォッルル |
基地 |
座標14.18を中心としたその周辺 |
軍事基地。名前の由来は古代直接民主制時代の全島民会の会議場。イースラント最大の軍事基地。 |
ヒンダル山 |
山 |
座標10.10 |
イーゼンステインの火山。牝山羊山ともいう。 |
イーゼンステイン城 |
城 |
座標10.9 |
イーゼンステイン共和国の首都イーゼンステインブルクを形成した歴史的な城。古代直接民主制共和国であった時代。アイゼンシュタイン家の土地で建設された。現在は旧王家アイゼンシュタイン家が所有する不動産。私有地であるが、城門で入城手続きをすれば、プライベートスペースを除いて自由に出入りできる。庭園やスポーツに適した中庭、図書館、食堂、客室の他、旧兵舎を利用した宿泊施設などもある。 |
国立イーゼンステインブルク生物大学 |
教育機関 |
座標11.7 |
怪獣研究の為に設立された生物大学。 |
フェッルボルンスタジアム |
スタジアム |
座標10.13 |
総合スタジアム。サッカーイーゼンステイン代表チームのホームベース。 |
軍事
コンフラックスの混乱の為に旧王国軍は混乱しており、コンフラックス以前の兵器から更新が進んでいない。空軍はエーテリウム製の航空機が未だに採用されてらず、ウィルバー合衆国から輸入された航空機は同国の消滅の為、維持に膨大なコストがかかり稼働率が著しく低下する等問題が山積している。王国の解体により国王に忠誠を誓っていた旧王国軍は共和国への移行に伴い混乱し、士気も低下しつつある。共和国軍は内閣総理大臣を最高司令官とし、文民の統制下におかれるが、旧王家に忠誠を誓う軍人は数多い。志願制。
所属 |
戦力 |
思想 |
状態 |
空軍 |
4個航空団、1個空軍特殊大隊 |
陸軍直協・戦略爆撃 |
士気低下・再建途上・稼働 |
陸軍 |
1個機甲師団、1個機甲旅団 |
機動戦・防御 |
士気正常・充足 |
海軍 |
ミサイル艇3(戦艦に相当)、補助艦艇(交易船に相当)、海軍航空隊 |
沿岸警備、交易船代行、 |
士気正常・充足 |
名称 |
解説 |
武装 |
ウィルバー合衆国マルチロールファイター |
イーゼンステイン王国空軍の主力航空機。汎用性が高く、高度にシステム化された戦闘機だが、コンフラックスによるウィルバーの消滅により、稼働率が大幅に低下している。 |
機関砲、ミサイル、爆弾 |
超音速戦略爆撃機 |
イーゼンステイン王国で開発された超音速爆撃機。 |
爆弾 |
ソブラーニャ共和国連邦主力戦車 |
コンフラックス以前に多量に輸入整備されていた主力戦車。王国軍を継承する共和国軍の代表的兵器の一つ。 |
125mm戦車砲、MG、ミサイル |
155mm自走榴弾砲 |
イーゼンステイン王国軍と言えばこの兵器。共和国軍にも継承されている。 |
155mm榴弾砲 |
ミサイル艇 |
限定的だがあらゆる任務に対応するステルスミサイル艇。ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロースヒルデの3隻を有する。 |
艦砲、ミサイル、爆雷 |
使用兵器一覧 |
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人物
ソルケル・オルフェイグルソン |
男 |
内閣総理大臣 |
直接投票により選出された現首相。資金力が乏しく、政治基盤が弱いため、旧王家から援助を受けている。 |
オッドル・ドロプラウガルソン |
男 |
外交官 |
王国時代からの外交官。職務に忠実な男。有給は完全に消化する主義。 |
- 旧王家(アイゼンシュタイン家)ヴァルキューレとされる。
ヘルムヴィーゲ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
次女 |
アイゼンシュタイン家当主。当主としての自覚はあまりない。アイゼンシュタイン家の運営は妹のヴァルトラウテに任せており、政治にも余り関心を払わないが、財産や食べ物を物惜しみしない性格で次女と言う事もあり、その圧倒的影響力から事実上の女王と見做されている。 |
ゲールヒルデ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
3女 |
旧王国空軍司令長官。共和国空軍大将。オルトリンデと協力して軍の再建に取り組む。陸軍直掩重視 |
オルトリンデ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
4女 |
旧王国陸軍参謀総長。共和国陸軍大将。ゲールヒルデと協力して軍の再建に取り組む。防御重視 |
ヴァルトラウテ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
5女 |
初代首相。現在は旧王家の当主次女ヘルムヴィーゲに代わって実質的な当主として旧王家を切り盛りしている。平和と安定を重視する性格で責任感が強い半面、余り相手の心を理解しようとしないで主張や正義感を押し付ける面がある為に、姉のブリュンヒルデとは激しく対立した事がある。喧嘩別れしたまま姉が他界した事に心残りがある。 |
ジークルーネ・ヒルド=アイゼンステイン=ユルヴィンガル |
6女 |
王国時代の王国陸軍第2旅団旅団長。ヘルギと困難な恋愛の末に結婚し軍を退役。旧王家を離れて幸福を謳歌している。彼女とヘルギの愛は輪廻転生を繰り返しても隔てられる事はないほど深いが、「運命を司る人」は彼女の結婚生活が姉同様決して長くは続かない事、彼女が深い悲しみの為に短命のうちに世を去る事を知っている。 |
ロスヴァイセ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
7女 |
元王国軍戦闘機パイロット。現在は飛行家。退役した旧式戦闘機を自家用機として保有している。 |
グリムゲルデ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
8女 |
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シュヴェルトライテ・ヒルド=アイゼンシュタイン |
9女 |
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ジントルト・ヘーゲル |
男 |
ヘーゲル家の軍人。ヘルムヴィゲのエインへリャル。スヴァラ・フラヴンゲルと結婚する。 |
ヴィッティグ・イルミング |
男 |
イルミング家の軍人。オルトリンデのエインへリャル。王国空軍のマルチロールファイターのパイロットで、技量が優れる。 |
ヘルギ・イルフィング |
男 |
イルフィング家の軍人。ジークルーネの夫。ジークルーネの親同士の約束による許婚から事実上ジークルーネを掠奪したため大変揉めた。「運命を知る人」は彼がその為に命を落とす事を知っている。 |
ヘルヴィルト・ヒルド・フィンゲイル |
女 |
フィンゲイルの娘。ヘルムヴィゲの侍従。ヴァルキューレと自覚している。 |
ウルドゲルト・ヒルド・ステュルミル |
女 |
ステュルミルの娘。旧王国軍軍人。在籍時は歩兵戦闘車の車長だった。ヘルムヴィゲの侍従。ヴァルキューレと自覚している。 |
ブリュンヒルデ・シグルドリファ=アイゼンシュタイン |
女王 |
王家9姉妹の長女。謀略にかけられて夫を殺害。その後自殺 |
コンフラックス前 |
ジークフリート・ヴェルズング |
男 |
ブリュンヒルデの夫。謀殺される。 |
コンフラックス前 |
レェスクヴァ・ヒルド・ヤールンスケッギ |
女 |
ヤールンスケッギの娘。旧王国軍軍人。在籍時は歩兵だった。冒険家。ヴァルキューレと自覚している。魔王遺物を巡りパルティアノイ旅団自治区域のイサベレ・シェルストレームと戦い負傷。その帰路落馬し死亡。 |
コンフラックス歴15年6月20日 |
最終更新:2014年11月18日 21:32