超高度AI関連年表

2051年 《プロメテウス》の技術的特異点突破。《プロメテウスの試問》公開される。

2052年 《プロメテウス試問》に一年間、人類が解答できなかったことが確認される。2051年7月7日を遡って技術的特異点突破の日と認定。

2053年 No.2《ワシントン》およびNo.3《ノイマン》建造。超高度AIであると認定される。

2054年 第一回オーバーインテリジェンス会議。IAIA憲章制定。

2055年 No.4《金星》建造。IAIA設立。

2063年 第二次関東震災。《ありあけ》による《ハザード》発生。日本軍により《ありあけ》破壊。

  • 《ベスム2066》が人格の完全データ化技術を構築。

2068年 日本で《ありあけ》の後裔にあたる超高度AI。《たかちほ》稼動開始。

2071年 デリー会議により、オーバーマンがAIであるとみなされるようになる。IAIAによる魔女狩り開始。

2083年 ミームフレーム社、No.25《ヒギンズ》のシンギュラリティ突破。

2084年 《ヒギンズ》による最初のAASC誕生。爆発的に標準化が進む。

2085年 IAIAによる最初の《ヒギンズ》への勧告。
 アメリカ政府、IAIA勧告をきっかけに超高度AIによるhIE制御言語開発を問題視する発言を繰り返す。このときミームフレームも政治的に立ち回りが必要になり、90年頃までロビイ活動や規格制定会議への参画などが増えました。このときが、後のヒギンズ村の形成期です。

2086年 上海疑惑。
 上海、香港、東京などで、IAIAの職員の不審死体が連続して発見される。この上海疑惑以降、《アストライア》はレッドボックスを一部の基幹工作員に貸与するように方向転換しました。諜報戦にレッドボックスが使われるケースが増えたのです。宇宙ではその傾向が特に強くなっています。

2087年 中国の超高度AI《進歩8号》、中国国内hIEへのAASC受け入れを許諾。
 《ヒギンズ》、AASCの最も基礎となるコアポリシーを除いた全分野にわたるAASC改変を許諾。改変許諾ポリシーの制定。AASCの拡大を止めることが事実上不可能になる。上海疑惑は、この《進歩8号》と《ヒギンズ》の合意を阻止しようとしたIAIA関係者が暗闘のすえに倒れたものだとされています。この時期、IAIAの工作員は多数ミームフレーム周辺にも入っていました。

2090年 民生用hIE用ミドルウェアの90%シェアをAASCが獲得。
 同年、軌道エレベーター完成。本格的な宇宙時代の到来。IAIAはリソースの割り振りを宇宙側にシフトする。

2092年 《ベスム2066》機能停止措置解除される。

2093年 東京で《ハザード》30周年。IAIAが資料を一部公開する。

2095年 マツリ爆破事件。海内リョウ、遠藤アラトが大けが。研究所爆発事故として処理される。

2099年 『天動のシンギュラリティ』

2101年 レイシア級hIEの一号機完成。

2104年 『Hollow Vision』

2105年 『BEATLESS』本編
最終更新:2014年08月20日 23:47